講演会

平成28年度「人権週間」イベントの実施報告

映画上映会
タイトル 「あん」(日本語字幕付き)
日 時 平成28年11月23日(水・祝) 13:30~15:30
会 場 クローバープラザ クローバーホール
『あん』

©映画『あん』製作委員会
/COMME DES CINEMAS
/TWENTY TWENTY VISION
/MAM/ZDF-ARTE

 人権週間イベントとして、映画「あん」を上映しました。
 本作品は、樹木希林さん主演の映画で、小さなどら焼き屋を舞台にした人々との交流を通して、ハンセン病元患者の人生を描いています。
 また、国際的にも高い評価を受けており、当日の来場者からも、感動した・観て良かったという声をいただきました。

講演会
テーマ 「わたしたちの中のハンセン病問題
~ハンセン病元患者家族による集団訴訟が問いかけるもの~」
日 時 平成28年12月10日(土) 13:15~16:05
会 場 クローバープラザ 大ホール

講演:「わたしたちの中のハンセン病問題」

 第1部は、德田靖之さん(ハンセン病訴訟西日本弁護団代表)をお招きして、「わたしたちの中のハンセン病問題」をテーマに、ご講演いただきました。
 講演では、ハンセン病元患者とその家族はどのような差別や偏見に苦しんだのか、また、なぜ地域社会は深刻な被害を元患者・家族に与えたのかなどについてお話しいただきました。
 多くの来場者から次のようなご意見をはじめ、感銘を受けたという声が寄せられました。

参加者の声
・ ハンセン病による差別が、地域住民によっても行われてきたことを知ることができた。
・ 救うということの中に潜んでいる差別を初めて知った。私たちも加害者側になっていたのだと感じた。
・ ハンセン病問題が自分の問題であることが、今日のお話しの中で感じることができた。
德田 靖之さん
第36回全国中学生人権作文コンテスト 福岡県大会 表彰式・発表会

 第2部では、第36回全国中学生人権作文コンテスト福岡県大会表彰式・発表会が行われ、来場者から次のような声が寄せられました。

参加者の声
・ 中学生の作文には、色々考えさせられることがあった。素直な思いや考えを聞くことができて、心が豊かになった。
・ 中学生の純粋な意見が聞けて、新鮮だった。

同和問題啓発強調月間講演会の実施報告

テーマ 「同和問題からつながる人権の輪」
日 時 平成28年7月23日(土) 13:30~15:55
会 場 クローバープラザ  大ホール
解放太鼓

 第1部は、解放太鼓の皆さんによる和太鼓演奏『「和」~心に"解放"のともしびを~』を行いました。
 会場では、部落解放への熱い思いが心に響くような、迫力ある演奏を聴かせていただきました。

参加者の声
・ 解放太鼓の皆さんが心をひとつにして生き生きと力強く演奏している姿がとても良かった。音色が心に響いた。
・ とてもよかった。言葉がなくても、心に響くメッセージとなった。
・ 子どもたちが部落解放へ向けて取り組んでいる姿に勇気を与えられた。
・ 迫力のある和太鼓で、感動した。
解放太鼓
一人芝居

 第2部は、福永宅司さん(子どもの学び館代表取締役、元小学校教諭、元大学講師)をお招きして、一人芝居「ひかり・HIKARI'16」を演じていただきました。
 公演では、芝居を通して同和問題や差別について分かりやすく伝えていただき、日常の中の差別について考える機会になりました。

参加者の声
・ 色々な差別の現状が分かった。
・ 就職差別や結婚差別など、自分にとっても関係がある話だったため、凄く考えさせられた。
・ 知らず知らずのうちに日常で差別をしているかもしれないことに気づかされた。
・ 同和問題の基本的なことから分かりやすく演じていただき、改めて身の引き締まる思いをした。
一人芝居

これまでのイベント一覧

当センターでは、国内外の様々な人権問題をテーマとして、7月の「同和問題啓発強調月間」及び12月の「人権週間」を中心に、イベントや講演会を実施しています。これまでに行われた、講演会の講師やテーマをご紹介いたしておりますので、ご覧ください。

過去のイベント一覧