- 犯罪(はんざい)に巻(ま)き込(こ)まれた本人やその家族は、事件(じけん)によって直接(ちょくせつ)被害(ひがい)を受けるだけでなく、まわりの人びとから理由のないいやがらせ、テレビや新聞での必要(ひつよう)以上(いじょう)の報道(ほうどう)などの二次的(にじてき)被害(ひがい)を受ける場合があります。
- 犯罪(はんざい)に巻(ま)き込(こ)まれた本人やその家族が被害(ひがい)から立ち直り、地域(ちいき)において再(ふたた)び安心しておだやかに暮(く)らせるようになるためには、何よりも地域(ちいき)の人びとの理解(りかい)とあたたかい心配りや協力(きょうりょく)が重要(じゅうよう)です。
私(わたし)たちは、「犯罪(はんざい)に巻(ま)き込(こ)まれた本人やその家族は、事件(じけん)直後の状態(じょうたい)が一番悪く、その後は元気になっていく」と思いがちですが、現実(げんじつ)はそうではありません。直接(ちょくせつ)被害(ひがい)に加(くわ)え、まわりの人びとのうわさ、事実とは違(ちが)う報道(ほうどう)、警察(けいさつ)の捜査(そうさ)や事件(じけん)の裁判(さいばん)で被害者(ひがいしゃ)が自分の意見を十分の伝(つた)えられないことなどにより、事件(じけん)直後よりも状態(じょうたい)が悪くなることもあります。犯罪(はんざい)被害者(ひがいしゃ)やその家族に対して、私(わたし)たちはどのように接(せっ)するべきか、考えてみましょう。
- 人権問題
(じんけんもんだい) - 同和問題(どうわもんだい)
- 女性の人権(じんけん)
- 子どもの人権(じんけん)
- 高齢者(こうれいしゃ)の人権(じんけん)
- 障害者(しょうがいしゃ)の人権(じんけん)
- 外国人(がいこくじん)の人権(じんけん)
- HIV感染者(かんせんしゃ)・エイズ患者(かんじゃ)の人権(じんけん)
- ハンセン病患者(びょうかんじゃ)・回復者等(かいふくしゃとう)の人権(じんけん)
- インターネットによる人権侵害(じんけんしんがい)
- ホームレスの人権(じんけん)
- 北朝鮮拉致被害者等(きたちょうせんらちひがいしゃとう)の人権(じんけん)
- 刑(けい)を終えて出所(しゅっしょ)した人の人権(じんけん)
- 犯罪被害者等(はんざいひがいしゃとう)の人権(じんけん)
- 性同一性(せいどういつせい)障害(しょうがい)の人びとの人権(じんけん)